2013年7月11日木曜日

「あの時」が、そうだった。

妻が夜中に起き出して、「明日お弁当持って行くんだよね。だからお弁当作んなきゃ」
と言って台所に行った。

また何を寝ぼけてるんだろう?と思い、「明日は弁当なんか持っていかないよ。いつも持って行かないだろう。それより、今は夜中だぞ、早く寝なさい」と言うと「あらそうだった?わかった。じゃ寝る」でその場の会話は終った。

次の日の夜。妻が外出の為の服を出して来て「明日はこれがいいかしら?」と聞いてきた。
えっ?何がと思った。「明日って、どこに行くの?」と聞くと、「病院行くの明日でしょ?」 と言うので、
「何ボケてんだ。病院はあさってだよ」と言うと「えっ、明日は火曜日でしょ?」と言う。

妻はもともとせっかちな性格だから準備の準備をするのはいつものことでなので気持は分るのだが、日にちや曜日を間違えるとは、いよいよ年のせいで少しボケてきたかなとその「時」はその程度に思っていた。

実は、これが兆しだった。

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