新製品PR専門の会社にいた頃の出来事です。
当時、数ヶ月という短期で新潟の佐渡にキャンペーンで出張していました。
営業と運転手を兼ねていた私は夏のある日、佐渡富士(たぶん?)と言われる山道を急いで車を走らせていました。
車は様々な新製品を満載したワンボックスタイプのハイエースです。
当時は今と違って山道は舗装されておらず起伏のある砂利道だったのです。
今回は苗場の時と違って上り坂ではなく下り坂で飛ばしてしまったのです。バカですね。
未舗装の心地良いバゥン、バゥン、という上下振動を感じながら、ついスピードを出していました。
ところが突然、段差の大きい個所に差しかかり上下動が激しくなり、車がはねるような走りになったのです。
これはマズイっと思った時には手遅れで車はコントロールできないまでに上下動し、まるでジャンプするかのような走りになっていました。
っと、ついにそれまでで最大のジャンプ状態になった時、運転席からがけ下の海が見えました!
この時点で車は完全に空を飛んでいました。ハンドルもブレーキも無力!
ヤバイッ!このままでは数百メートル下の海に落ちる!絶対落ちるぅ・・・!
私は運を天に任せてハンドルを山側に切り目をつぶりました。
ガン!ガ、ガ、ガガーン!ドカッ!・・・目を開けると車内はほこりで真っ白!
おっ♪ここは海じゃない!・・・・落ちなかった?・・・助かったぁ-♪
一体何がどうなったのか?ひじをドアにぶつけたらしく少し痛かったが無傷だ。
当然、車内の製品は目も当てられない状態です。
次回は「奇跡のU字溝!」です。
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